当法人について

ABOUT US

当法人は、文部科学省、厚生労働省及び農林水産省等の所轄研究機関等並びに企業等における動物実験委員会あるいは実験動物福祉委員会等の業務等を現行法令の遵守及び動物福祉の観点から支援することを目的として事業を進めて参ります。

ごあいさつ

MESSAGE

 一般社団法人IACUCパートナーズは、コンサルティングを通して動物実験委員会(実験動物福祉委員会)支援するために、2024年5月に設立しました。設立時のメンバーは私と動物実験委員会や動物実験関連の経験が豊富で、国際基準にも精通した理事2名を含めて3名です。法令等の遵守と並んで動物福祉への認識がより求められる昨今、動物実験と実験動物の飼養保管・取扱いに関して動物実験委員会(実験動物福祉委員会)の役割が増々重要視されてきていると感じます。弊社は、大学様、企業様などの動物実験委員会(実験動物福祉委員会)と伴走し、ヒアリング等を通じて“気づき”を提供いたします。そして課題の解決策を見出し、必要に応じて進行管理などを行い、課題解決を目指します。また、今日、動物実験物と実験動物の飼養保管・取扱いの体制の整備とそれらの実効性への第3者認証・検証は不可欠であることから、弊社社員の国内外の認証・検証経験を活かしてサポートいたします。更に、国内外の動物実験と実験動物に関する情報を会員様と共有化するシステムを導入いたしましたので、是非ご活用ください。

 弊社は、 “気づき”から動物実験委員会(実験動物福祉委員会)の“モチベーション”を高め、延いては社会における適正な動物実験と適切な実験動物の飼養保管・取扱いに貢献して参ります。

2025年5月7日
一般社団法人IACUCパートナーズ
代表理事 久保 薫

略歴

MEMBER

代表理事久保 薫
博士(獣医学)

略歴:大阪府立大学(現在、大阪公立大学)農学部獣医学科卒業、同大学院農学研究科獣医学専攻博士前期課程修了。製薬企業を経て、奈良県立医科大学に赴任し動物実験施設の新設に携わり、30年間以上、動物実験委員会委員並びに実験動物管理者として奈良県立医科大学の適正な動物実験の実施に尽力し、教育教授として医学生の教育にも尽力した。この間、日本実験動物学会、日本薬理学会と関西実験動物研究会の評議員、公私立大学実験動物施設協議会の幹事・役員、日本実験動物協会・実験動物施設等福祉委員会委員、日本実験動物学会・外部検証委員会委員・調査員などを歴任した。動物実験の第3者認証・検証関係では、実験動物施設等福祉委員会委員、日本実験動物学会外部検証事業の専門員として、多数の研究機関やブリーダー等の調査を行っている。その他に第3者認証・検証に関与する人材育成のための講師等を務めている。国内外の科学雑誌へ論文等を投稿するとともに、共著書「疾病の成り立ちと回復の促進 薬理学」(医歯薬出版)を執筆した。
理事鈴木 真
博士(獣医学)

略歴:岐阜大学農学部獣医学科卒業、同大学院農学研究科獣医学専攻修士課程修了。外資系製薬企業にて新薬開発研究に携わる傍ら、岐阜大学大学院連合獣医学研究科博士課程修了。新棟の建設・旧棟の改修工事を機会に実験動物管理者に異動し、親企業での研修を受けて米国の基準に準じた動物実験施設の設計・建築、その後の運用に携わる。併せて実験動物管理者(専任獣医師)として獣医学的管理を推進すると共に、動物実験委員会委員長を兼任した。研究施設の閉鎖後、沖縄科学技術研究基盤整備機構に赴任し動物実験施設の新設に携わり、その後沖縄科学技術大学院大学の施設管理者と実験動物管理者(専任獣医師)となり、併せて実験動物委員会事務局を牽引した。製薬企業、並びに大学院大学で約30年間、実験動物の管理(専任獣医師)、動物実験施設の管理、並びに動物実験委員会の運営を通して、適正な動物実験の実施に尽力した。この間、第33回日本トキシコロジー学会(現日本毒性学会)学術年会(2006年)の事務局長、第1回国際動物福祉シンポジウムの主催者、日本動物実験代替法学会の第34回大会長を努め、2026年開催の第73回日本実験動物学会総会の大会長に任命されている。動物実験の第3者認証関係では日本実験動物学会・外部検証事業の専門員として、また、AAALACC InternationalのCouncil及びAd hoc specialistとして、国内外の多数の研究機関の施設訪問を行っている。国内外の科学雑誌へ論文等を投稿するとともに、げっ歯類の胎児・新生児の鎮痛・麻酔および安楽死に関する声明(日本実験動物医学会HP)、共著書「[新版]トキシコロジー」(朝倉書店)を執筆、また、米国獣医学会「動物の安楽死指針」―安楽死ガイドライン2020年版(アドスリー)の翻訳を担当した。
理事佐加良 英治
博士(歯学)

略歴:山口大学農学部獣医学科卒業、同大学院農学研究科獣医学専攻修士課程修了。外資系製薬企業を経て、九州歯科大学に赴任し動物実験施設の新設に携わり、その後兵庫医科大学に移籍し、30年間以上、動物実験委員会委員並びに実験動物管理者として、九州歯科大学、兵庫医科大学の適正な動物実験の実施に尽力し、教育教授として医学生の教育にも尽力した。この間、日本実験動物学会の理事・広報・情報公開検討委員会長・外部検証委員会副委員長・動物福祉・倫理委員会副委員長、日本獣医学会の評議委員、日本実験動物環境研究会の副会長、関西実験動物学会の幹事・評議員、九州実験動物研究会の評議員、日本実験動物技術者協会の副理事長、公私立大学実験動物施設協議会の副会長・動物実験適正化委員長を務めており、動物実験の第3者認証関係では日本実験動物学会・外部検証事業の専門員として多数の研究機関の調査を行っている。その他に第3者認証・検証に関与する人材育成のための講師等を務めている。国内外の科学雑誌へ論文等を投稿するとともに、共著書「図解・実験動物技術集Ⅱ」(アドスリー)、「歯科臨床で生かす炭酸ガスレーザー」(医学情報社)、「新版実験動物の環境と管理」(アドスリー)、「実験動物の技術と応用 入門編」(アドスリー)、「実験動物の技術と応用 実践編」(アドスリー)を執筆した。

法人概要

COMPANY

法人名一般社団法人 IACUCパートナーズ
所在地奈良県香芝市西真美2丁目19番地35
代表理事久保 薫
電話番号0745-60-1665
事業内容動物実験委員会あるいは実験動物福祉委員会等の運営支援

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